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①入浴前は適度に空腹を満たし水分補給をしてから入りましょう。
- 空腹で入浴すると貧血を起こしやすくなるので、適度にカロリー補給をし、入浴の10分~20分前に、コップ1~2杯の水を飲み血行と発汗を促します。
入浴10分後までには、コップ1~2杯の水を飲むと発汗で血液の粘度が上がって血液がドロドロになるのを防ぎます。 -
②入浴はマナーとして体を洗ってから浸かりましょう。
- 体をタオルでごしごしと洗うと肌を傷めてしまいますので、肌に強い負担をかけないよう軽く洗ってから浸かりましょう。
温泉には、肌の角質や毛穴の汚れを取る効果があるので、ゆっくり浸かってからせっけんをよく泡立てて、手で洗うことをおすすめします。
かけ湯をして、一度5分ほど湯船に浸かってから洗い、また湯船に浸かると体が温まりやすいです。 -
③入浴は5分程度に短めにします。
- 入浴で長湯(ながゆ)をすると、体への負担が高なるので、1回につき約5分間入浴し、3~5分ほどの休憩をしてから再度、入浴するようにしてください。
これを体調に合わせ額にじわっと汗をかいたときが上がりどきで、数回繰り返します。 -
④のぼせ・立ちくらみの解消法
- のぼせは、上半身(首から上)に血液が集まった状態なので、水で濡らした冷たいタオルを頭に乗せ、冷やすことで楽になります。
のぼせやすい人は、入浴の際、頭の上に冷たい水をしみこませたタオルをのせることをお勧めします。
逆に、立ちくらみは浴槽から出るとき血液が下半身に移動することから「立ちくらみ」しやすくなります。立ちくらみの場合には熱いお湯をしみこませたタオルが効果的で楽になります。 -
⑤あがり湯は新鮮な温泉を使います。
- 温泉入浴後は、3時間ほど温泉効果で皮膚の表面に膜を作り保湿する効果があり浸透が続きますので、シャワーで洗い流すと温泉成分を流してしまうことになります。
あがり湯は新鮮な温泉水で流すことをお勧めします。 -
⑥入浴後はゆっくり休憩をしてください。
- 汗やほてりが自然に引くまで(30分~1時間程度)、水や麦茶、熱で失われやすいビタミンCを含んだドリンク、スポーツ飲料などを飲みながら、ゆっくり過ごしてください。休憩時間は大切で、温泉の成分がより体に浸透していきます。
ビールなどアルコールは、のぼせた体に悪影響を与えることがあるますので、1時間程度は控えてください。